生活者見立て通信

生活者見立て通信#010「既定の楽しみ方にこだわらず、“好き”を味わい続ける生活者」

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生活者見立て通信は、主にマーケティングの戦略立案に関わる方々を対象に、世の中の流行や最新トレンドに関する複数の事例から背景にある太い潮流やインサイト、見立てについて独自の視点でまとめた定期レポートです。

今回の生活者見立て通信では、以下の生活者動向に焦点をあてました。

生活者動向① 物価高で高まる節約意識

生活者動向② お金に関する不安感が高まる中での趣味や楽しみ方の工夫

生活者動向③ 「疑似体験消費」の台頭

生活者動向④ 好きなものをいつでも、どこにでも

  • 株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの調査によると、15~24歳の女性507名のうち、「ぬい活*」をしたことがある人は86.1%にのぼり、中でも「バッグにつける」(59.4%)、「日常的に持ち歩いたり、お出かけしたりする」(39.4%)、「モノや景色と一緒に写真撮影する」(37.9%)が上位となった。
    (*ぬい活:「ぬいぐるみ活動」の略で、ぬいぐるみを推し活やファッションの一環で楽しむことを指す。)
    (出典:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント、2025年「Z世代のぬい活に関する実態調査」)

生活者動向⑤ 大切なことに時間をかけたいZ世代

  • 株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの調査では、「効率的な時間の過ごし方をしたい」という質問に対して「あてはまる」という回答が8割程度となる一方で、「自分が大切だと思う事柄には時間をかけたい」という質問に対しても「あてはまる」という回答が8割程度となり、効率的に時間を使いつつも、大切だと思うことには時間をしっかり費やしているということがわかる。
    (出典:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント、2025年「Z世代の時間の使い方に関する意識調査」)


今回執筆したQOプランナーの田野井氏、松﨑氏、増子氏は、この生活者動向の裏側にあるインサイト、見立てについて以下のようにコメントしました。

QOプランナーの見立て
「近年の物価高による不安や節約の中で、趣味や好きなことの楽しみ方が多様化しているように思います。テーマパーク、旅行先の観光地散策、アイドルのライブといった本来の目的(購入、体験)のみではなく、その前後や周辺の事柄にも注目し、個人で楽しみ方を工夫することで、「好き」を広く、深く、長く味わい続ける生活者が増えているのではないでしょうか。」


このほか生活者見立て通信では、今回着目した社会動向に関する様々な事例や見立てとともに、日々のマーケティングに活用するための「攻略のツボ」もQOプランナーがご提案しています。

Written by 松﨑 さくら
QO株式会社 マーケティングプランナー| 2018年にQO株式会社(旧東京サーベイリサーチ)に入社。 入社後から現在まで広告代理店の担当として、化粧品/食品/飲料/サービス/通信など定量・定性問わず幅広い業界の案件に従事。 2022年頃からは、化粧品/ファッション関連を中心に得意先課題のヒアリング~ネクストアクションのご提案までを一貫して対応。2024年以降はオンライン常駐も開始。
Written by 増子 美照
QO株式会社 アカウントマネージャー| 1998年にQOの前身である東京サーベイ・リサーチに入社。 以降、外食、流通、食品、日用品、自動車、通信、住宅、人材サービス、広告代理店等を幅広く担当し、各種リサーチにおける企画設計~分析レポートを経験。 2015年以降、グループ内のCSマーケティング会社に出向し、主にチェーンブランドにおけるリサーチ業務を担当。 QOではアカウントマネージャーとして、各事業会社向けにリサーチ&プランニングを提案しつつ、課題解決に努めている。